マイクロデトックス Micro-Detox
微生物による浄化作用を利用した食品原料/化粧品原料のデトックスシステムのご紹介。
Microorganism-derived Detoxification (Micro-Detox)
目的 : 環境中の有害物質、自然界に存在する毒素は、微生物により分解されて無毒化(Detox)されている。そこで、積極的に微生物を食品や化粧品原料の製造に利用する。
方法 : 土壌中から食用に利用できる有用菌を採取する。これを用いて原料の有害物質や毒素の分解を実施する。これにより、安全な原料を提供することができる。
応用例 :
□ マイクロデトックス的オーガニック
オーガニックや有機は化学物質を利用しない、または、3年程度、化学物質や農薬を利用していない圃場である。この3年間の放置により生じる反応は、微生物的デトックスそのものである。つまり、化学物質を分解しているのは、微生物である。マイクロデトックス的オーガニックでは確実に化学物質を分解してオーガニック原料を大量に製造する。
□ アレルギー物質の分解
食品や化粧品の有害反応の大半はアレルギーであることからアレルギー物質を分解して安全性の高い原料とする。
□ 毒素のマイクロデトックス
ボツリヌス毒素、ハチ毒素など化粧品原料として利用されているものの、その安全性は懐疑的でリスクを伴う。毒素の利用と安全性を担保し、かつ、働きも維持させるために、毒素をマイクロデトックスし新規原料とする。以上
2011-08-10 12:00